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オートレースの勝ち上がりルール

さて、今回はオートレースの”勝ち上がり”についてです。
以前の記事オートレースはトーナメントの中でもサラッと触れては居るのですが、ちょうど新人選手が勝ち上がり
権利を得たところ(デビュー3節目以降、浜松の場合は今節8/4~8/7から)ですので、もう少し突っ込んで説明
してみたいと思います。

まずは公式ページの説明をどうぞ → 普通開催における概定番組(勝ち上がり)について
この説明だけでわかる方は以下は不要と思われますがw

まず、知っておかないとならない最初のポイントは
・1日の12のレースは、いくつかのグループ=”レース枠”に分かれている。
・その日のレースの成績によって、翌日どの”レース枠”で走るかが振り分けられる。
という事でしょうか。それを知らずに上の勝ち上がりの説明を読んでも多分意味がわからないでしょう。

上記説明ページの下部にリンクがありますが、その中から4日制を例に取りますと、、、

1日目 A[1~4R]、B[5~8R]、C[9~11R]、D[12R]
2日目 A[1~3R]、B[4~7R]、C[8~10R]、D[11~12R]
3日目 A[1~4R]、B[5~8R]、C[9~12R]
4日目 A[1~5R]、B[6~8R]、C[9R]、D[10R]、E[11R]、F[12R]

A~Fのアルファベットを振ったのが”レース枠”です。
1日目、2日目は4枠ずつ、3日目は3枠、最終日4日目は6枠に分かれています。
同日同枠内のレースは勝ち上がりの条件が一緒、賞金も同額と考えてください。

で、4日目のF枠が優勝戦です。ここで勝つと”優勝”です。
そして、赤い色の枠が優勝の可能性の残されている枠になります。
1日目の時点では全枠が赤色。1~12R出場者96人全員に優勝のチャンスがあります。
しかし2日目にはA枠が外れます。この枠は残念ながら1日目の成績で予選落ちしてしまった選手の枠です。
そして3日目になると赤色はC枠(準決勝戦4レース)だけ。最終日のF枠に繋がっているのはこの枠だけです。

一言で言いますと”勝ち上がり”とは、このレース枠の構成と、枠から枠への振り分け条件の事です。
最終日にどのレース枠で走るかを徐々に決めていくための仕組み
と言い換える事も出来ると思います。

その具体的な振り分け条件として使われるのが、上記説明ページにある「各レースごとの順位決定方法※1
と「勝ち上がり基準における上位、下位の決定※2です。

例えば「初日C枠(9R~11R)から1~2位の6名と、3位上位2名が2日目D枠へ」という条件、
C枠のレースは3つありますから、各レースの1位選手と2位選手×3で6名 プラス 3位選手3名のうち2名、
合わせて8名が翌日D枠へ進む という意味ですが、
この条件の基本となる1~2位3位という”順位”の部分を決めるルールが※1
上位2名という同順位同士の序列の部分を決めるルールが※2です。
条件で指定する人数が枠内レース数の倍数の場合は※1のみで済み、端数がある場合※2の出番となります。

レース枠振り分け順位同順位同士の序列、、、やっぱり分かり辛いですかね(苦笑)
オートレースの場合ハンデがあり、必ずしも着順=速さではありませんから、どうしても複雑になりますね。

という事で今回の動画は今節から勝ち上がり権利を得た浜松31期の渡邉篤選手のレース。
4日間開催初日第4レース、上記の1日目A枠になります。この枠では各レース4位までに入らないと予選落ち
(2日目A枠行き)なのですが、そこを突破して2日目も赤色枠をキープしました!
見事な1着ですが、この走りでも上がりタイムが5位なために”順位”は4位でギリギリ通過でした。




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雨の日のレース

さて、先日のオールスター優勝戦はウェットコンディション(湿走路)でのレースとなりましたが、いよいよ
梅雨の季節に差し掛かり、しばらくは雨の中でレースが行われる機会も多くなるかと思います。

ドライ(良走路)時と比べて何か変わる点があるのでしょうか?それをざっと説明したいと思います。

まずはじめに、オートレースには一般で言うレインタイヤは存在しません。オートレースで言う”雨タイヤ”は、
あくまで同型番のタイヤで、その中で比較的山が高い(溝が深い)状態のものを指しているそうです。
選手達は、擦り減り度や微妙な状態の差でもってタイヤを選り分け、使い分けているようです。

レース自体は当然ドライ時と比べて全体のスピードが落ち、タイムも大幅に悪くなります。
オートレースのオーバルコースは比較的水はけの良い路面となっていて、一日雨が降っていたとしても
時間帯毎の雨の降り方によって、タイムが良くなったり悪くなったり、大きく変化したりします。
ちなみに、びしょ濡れ走路だと秒/100mで4秒台までタイムが悪化する事があります。
これは、例えばドライで3.40秒の時と比べると、一周500mでドライ=17秒、ウェット=20秒となり、
6周走らせたら周回遅れが発生するくらいの、かなりのタイム差です。

ライディングを見てみますと、やはりドライ時と比べて明らかにバンク角が浅くなり、滑らせないように細心の
注意を払いながら走っている様子が伺えます。勿論、レースですから、時には滑りと格闘しながらでも
バイクを前に進めるというシーンもありまして、そんな時にはこれぞプロ!!と感心させられます。。
それからライン取りはドライ時よりも選手個々に違いが出てかなりバラけます。インアウトに大きく広がっての
並走(3ワイド↑)や、コーナー毎にラインがクロスするようなバトルは、”雨の日ならでは”と言えると思います。

そして、これは選手個々のレースぶりを見ていると分かるのですが、ウェットになると選手の戦力は大きく変動
します。得手不得手がハッキリ分かれるのです。これがどういう事になるかと言いますと、、、
ご存知の通りオートレースは、お客さんの順位予想を面白くするために、速い選手を後方グリッドに置くという
リバースグリッド制でレースを行っているのですが、これは基本的にドライ時の成績が基準で決められています。
ウェットになるとふつーに前方グリッドの選手が一番速かったりして、ハンデの妥当性に狂いが生じるのです。
ゆえに、勝負があっさり決まってしまったり、上位下位が大きく離れるような大味なレースになってしまったり
といった事もあるのですが、でも前述のようにドライ時には無い魅力もありますので、私などはそこを楽しむ
ようにしております。

おまけの話。オートレースは試走を行った後のタイヤやパーツの交換が許されていませんので、レース直前に
天候が崩れたりするといろいろと大変です!!
山の低い(溝の浅い)タイヤで走る選手も、晴れで予想していたお客さんもw

という事で今回の動画びしょ濡れ走路のレースを紹介。これ最後は見事に差し切ってます!上がり3.955。




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オートレースのコースレコード

ここのところ厳しい寒さが続いていますね。 まあ冬ですから当たり前なんですけれども。
しかし、オートレースにシーズンオフはありません。この時期も休み無くどこかでレースが行われています。
そして、そんな年中無休のオートレースにとって、この寒い冬場というのは、実は一番好タイムが記録される
迫力のあるスピードレースが展開される季節でもあるのです。
路面温度が低い方がグリップするというのはちょっと意外ですよね。走法及びタイヤの特性なのでしょうか。。

とりあえず各レース場のコースレコード(バンクレコード)を確認してみますと、、、
  ※オートレースのタイム表記についてご存知でない方はこちらの記事を参照願います。

船  橋  6周 3.308 池田政和 2003/01/13
  8周 3.310 木村武之 2002/12/24
 10周 3.318 島田信廣 1991/02/14
  〃 3.318 高橋  貢 2009/12/31
 2級車 3.344 木村武之 2000/12/05
川  口  6周 3.313 浅香  潤 2002/01/29
  8周 3.302 木村武之 2002/01/30
 10周 3.296 池田政和 2002/01/30
 2級車 3.365 荒尾  聡 2002/01/29
伊勢崎  6周 3.294 高橋  貢 2002/12/30
  8周 3.317 竹谷  隆 2002/03/05
 10周 3.312 池田政和 2003/11/26
  〃 3.312 木村武之 2009/11/03
 2級車 3.332 荒尾  聡 2002/12/10
浜  松  6周 3.316 伊藤信夫 1999/12/13
  8周 3.305 竹谷  隆 1999/12/07
 10周 3.284 伊藤信夫 1999/12/08
 2級車 3.365 木村武之 1999/12/14
飯  塚  6周 3.303 久門  徹 2003/01/18
  8周 3.294 有吉辰也 2003/12/24
 10周 3.300 片平  巧 2000/12/13
 2級車 3.349 久門  徹 2000/12/13
山  陽  6周 3.313 濱野  淳 2002/10/29
  8周 3.298 伊藤信夫 2002/11/26
 10周 3.316 濱野  淳 2002/11/27
 2級車 3.348 荒尾  聡 2002/10/29

上記のようになっています。
やはりレコードタイム計時日は路面の冷える冬季に集中しているのが一目瞭然ですね。
それと、さすがにレコードホルダーの面々は殆どがSGレーサーで、超一流選手ばかりです。
10周はSG優勝戦でしか走りませんのでSG優勝者がレコードを持っているのは当たり前ですが。

他に、これらの計時日が、ある一時期(1999年~2003年)に集中しているのにも気付かれるかと思います。
これは、この時期に生産されたタイヤの品質が非常に良かったためだと言われています。
  ※型番はそれ以前と同じでしたが、阪神淡路大震災で住友ゴム(ダンロップ)の神戸工場が被災し、
  代わりに生産拠点となった名古屋工場で、品質に拘って作られたタイヤだったとの事です。通称名古屋タイヤ。
結局、このタイヤはコーナースピードが上がり過ぎて危険との判断が下り、2004年4月にタイヤの仕様(型番)
が変更され、レコードラッシュは終焉となりました。

ちなみに、2009年4月にはそれまで直管だったマフラーがサイレンサー付きのものに変更となり、それによる
パワーダウンもありましたので、現レギュレーションでのレコード更新はなかなか難しいかと思われます。。。

というところで今回の動画は、一昨年2009年12月、タイヤやマフラーの改定後にもかかわらず、高橋貢選手
船橋10周戦のコースレコードタイをマークしたスーパースター王座決定戦と、
今から20年前の1991年2月島田信廣選手(既引退)がHKSフジを駆り全く同じタイムを叩き出していた
全日本選抜です。
SUZUKIセアの王者とHKSフジの王者、この比較は面白いと思います。 フジのエンジン音にも痺れますね!
  ※両エンジンについては以前の記事でも触れていますのでご一読を。






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オートレースのタイム表記(計算)について

さて、今回はオートレースのタイム表記(計算)について説明します。

オートレースを観戦していますと、各選手の走行タイムが、上がりタイム”3.×××”というように発表されているのを目にすると思います。
これは、秒/100mの数字で、要するに100mあたり何秒で走ったのか?というものです。

レースタイムの場合、スタートしてからゴールするまでの競走タイムを100mの平均ラップタイムに換算して発表しています。(=上がりタイム
 ※試走タイムの場合は各選手の1周ラップタイムを100m平均に換算。=1周500mなので5で割ったものを少数3位で四捨五入

オートレースで一番多く行われる6周戦は”3100m競走”と呼ばれます。
(1周500m×6周 + スタート線→ゴール線の差100m)
ですので、その場合単純に競走タイムを31で割ったものと思われるかもしれません。
しかし"3100m"というのはハンデなし(0mラインからのスタート)の場合の距離で、実際に選手が走る距離はハンデ位置によってマチマチですから、それぞれのハンデの距離を足して計算しないと、選手個々の正しい上がりタイム(平均速度)が計算できません。

つい最近のレースを一つ例にとりますと、
例) 2010/09/05 伊勢崎12R 特別予選
1着 浅香 潤  ハンデ20 競走タイム 1分47秒6 = 107.6(秒) / 31.2(3120m/100m) = 3.44871... 少数4位で四捨五入 上がり3.449
2着 有吉 辰也 ハンデ20   〃  1分47秒7 = 107.7 / 31.2 = 3.45192...  上がり3.452
3着 矢島 俊之 ハンデ 0   〃  1分47秒8 = 107.8 / 31.0 = 3.47741...  上がり3.477
4着 濱野 淳  ハンデ20   〃  1分47秒9 = 107.9 / 31.2 = 3.45833...  上がり3.458
 ・
 ・
といった計算になります。

上記レースで矢島選手はハンデ0mからのスタートで上がり3.477の3着でしたが、では、1着の浅香選手と並んでゴールする為にはどの位のタイムが必要だったのでしょうか?
その場合は矢島選手が浅香選手と同じく競走タイム1分47秒6でゴールするという事ですから、107.6/31.0=3.47096... 上がり3.471で走る事ができれば際どい勝負だったという事です。

オートレースでは、よく「0.01のタイム差が、6周では10mの距離差に相当する」と言われます。
これはシンプルでとてもわかり易い説明だと思います。

実際、上記の浅香・矢島両選手1着同着のシミュレーションで、ハンデ20の差=上がり0.022の差(3.471-3.449)に相当しているのがお分かり頂けるでしょう。
これをハンデを背負った選手の側で言い換えますと、前の選手に追いつくためにはハンデ10mあたり0.01ちょっと速いタイムで走る必要があるという事です。(10m差なら0.01 、20m差なら0.02 、、、)
上のレースで4着の濱野選手は上がり3.458と、3着の矢島選手を0.019上回る(速い)タイムを計時していますが、矢島選手とのハンデ20mの差を逆転するには足りなかったのです。
 ※まあこのレースの場合は中段で競り合いがあり、純粋な時計比べの展開ではありませんでしたが

オートレースの順位予想する際に、個々の選手の上がりタイムを予測し、そこから計算して順位を予想するというのは、ごく基本的な考え方の一つになります。
例えば、ハンデ戦ですんなりと序盤の周回順位が決まりそうな場合などに、「選手Aは逃げ切れるのか?」「選手Bは追いつけるのか?」を、上のような計算(逆算)によって予測する等々。


ちなみに、オートレースの開催において選手の勝ち上がりに関わってくる得点は、ゴール通過順位の「着順位点」と、上がりタイムの順位である「タイム順位点」の2つを合計して算出します。
例) 着順2位(6点)+上がりタイム3位(5点) = 着順3位(5点)+上がりタイム2位(6点)
もし”着順が全て”だったら、ハンデを背負った選手達はやってられませんよねw


今回の動画は、せっかくですので上記でタイム計算の例に取り上げたレースにしようと思います。
伊勢崎ナイターGⅠの2日目(9/5)12R選抜予選です。




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